ブログを書いてもアクセスが増えない。
本数ではなく、言葉のほうかもしれません。
先に書きます。本数の問題ではないことが多いです。2026年9月、現場仕事の会社のホームページを356社(電気工事120・塗装120・工務店116)1社ずつ数えました。サイトを持っていたのは120社、そのうち最後に動いた年が分かった93社の中で35社(約4割)が2023年以前で止まっていました(数え方)。
続いている側と止まっている側は、だいたい同じくらいでした。「増えない」という悩みは、書き続けている側に入ってから出てくる悩みです。見るのは本数ではありません。
- 探されていない言葉で書いている
- 似た主題の記事が、自社の中で分かれている
- 書いた記事を、Googleがまだ読みに来ていない
🔴 もう1つ、数字の見方そのものに落とし穴があります。表示回数には、クリックがほとんど付かないまま跳ね上がる日が混ざることがあります。足したまま見ると、増えていないのに増えたように見えます。
まず、表示回数を日ごとに分解する
🔴 合計だけ見ていると、判断を間違えます。ここから始めてください。費用はかかりません。
-
表示回数を、日ごとのグラフで見る
使う画面:Google Search Console「検索パフォーマンス」(期間を過去3か月に)合計の数字ではなく、日ごとの折れ線を見ます。ほかの日より極端に高い日がないかを探してください。
▸ だいたい平らか、曜日で緩やかに上下する → ふつうの形です。手順3へ
🔴 ほかの日の何倍にも跳ねる日がある → 手順2でその日を調べます -
跳ねた日の、クリックと順位を見る
使う画面:同じ画面(クリック数と平均掲載順位も表示する)跳ねた日を1日ずつ見て、その日のクリック数と平均掲載順位を確かめます。
🔴 表示だけ跳ねて、クリックは0に近く、順位はふだんより悪い → 人が検索した結果ではないと見たほうがよい山です。
▸ 表示もクリックも一緒に増えている → 本物です。何かが当たっています。その日の言葉を調べてください -
山を除いた「ふだんの数」を出す
使うもの:電卓跳ねた日を外して、ふだんの1日の表示回数を出します。これが、あなたの本当の数字です。
▸ ふだんの数が出たら、それを記録して、3か月後に比べます。合計ではなく、ふだんの数で比べてください
ふだんの日=表示は少なく、クリックは0か1。平均掲載順位も高くありません。
跳ねた日=表示だけが大きく跳ね上がり、その日のクリックはほぼ0。平均掲載順位もその日だけ悪くなります。
🔑 順位は下がっているのに表示だけ何倍にもなり、クリックは0。この形が出たら、人が検索した結果ではないと見たほうが安全です(何が起きているかを確かめる手段は、サイト側にはありません)。曜日も決まっていません。
※ ここで見ていただきたいのは数の大きさではなく、跳ねる日が混ざるという形です。ご自身のSearch Consoleで、日ごとの折れ線に切り替えて確かめてください。
増えない原因を3つに切り分ける
ふだんの数が出たら、なぜ少ないのかを分けます。打つ手が全然違います。
| Search Consoleで見えること | 原因 | やること | やっても無駄なこと |
|---|---|---|---|
| 記事のページが「ページ」の一覧に登録されていない | 読まれていない | サイトマップを届け出る/トップから辿れるようにする | 書き足す(読まれていないので伝わりません) |
| 登録はされているが、表示回数がほぼ0 | 探されていない言葉 | お客さんに毎回聞かれることを題にする | 本数を増やす(探されない記事が増えるだけ) |
| 似た主題の記事が複数あり、どれも表示が少ない | 自社の中で分け合っている | 1本にまとめる | それぞれを書き足す(分け合いが続きます) |
| 表示はあるが、クリックが来ない | 題と説明文が合っていない/山かもしれない | Step 01で山を除いてから判断する | 題をいじる(山なら、いじっても動きません) |
※ 2行目のまま「書けば増える」と思って本数を積むと、探されない記事が積み上がります。
現場仕事の会社356社を数えて、自分の現在地を置いてみる
「うちだけ伸びないのか」を決めるには、同じ商売の会社がどうなっているかが要ります。2026年9月に、電話帳から選んだ会社を1社ずつ開いて数えました(検索の上位から選ぶと「検索に強い会社」ばかり集まるので、電話帳から選んでいます)。
| 数えたこと | 電気工事 120社 | 塗装 120社 | 工務店 116社 |
|---|---|---|---|
| 自社のホームページがあった | 32社 (26.9%) | 37社 (31.1%) | 51社 (44.0%) |
| そのうち「最後に動いた年」が分かった | 25社 | 28社 | 40社 |
| そのうち最後の更新が2023年以前 | 9社 (36%) | 12社 (43%) | 14社 (35%) |
| 2026年に動いていた | 11社 | 10社 | 20社 |
出どころ=当社が数えた実測です。数え方と、この数字で言えないことは 電気工事120社/塗装120社/工務店116社 の各ページに全部書いてあります。ホームページがあった割合は、持ち主を決めきれなかった各1社を除いた分母(電気工事119社・塗装119社)で出しています。いちばん古いもので2000年から動いていないサイトがありました。
この数字の読み方
3業種を合わせると、サイトを持っていたのは120社。そのうち最後に動いた年が分かった93社を並べると、2026年に動いていたのが41社、最後の更新が2023年以前なのが35社でした(残りは2024〜2025年)。続いている側と、止まっている側が、だいたい同じくらいいるという景色です。
ここから言えるのは1つだけです。「ブログを書いてもアクセスが増えない」という悩みは、書き続けている側に入ってから出てくる悩みだ、ということです。ですから次に見るのは、本数ではありません。
⚠️ ただし「続けていれば検索で見つかる」という意味ではありません。この調査で数えたのは更新が止まっているかどうかだけで、順位もアクセスも数えていません。続けることと、見つかることは別の話です。だから次は本数ではなく、Step 02 の表でどこで止まっているかを分けてください。
次の1本を書く前にやること
費用はかかりません。書く時間より短く終わります。
1. 題にする言葉で、実際に検索してみる
書こうとしている題を、そのまま検索窓に入れます。同じことを書いている人がいるかを見てください。
- 何本も出てくる → 探されている言葉です。ただし競う相手がいます
- 1本も出てこない/関係ない結果ばかり → 探されていない可能性が高いです。言い方を変えてください
- 大手の比較サイトばかり → その言葉では届きにくい場面です
2. お客さんが実際に口にした言葉を、そのまま使う
相談や見積もりのときに毎回同じことを聞かれるなら、それが題です。お客さんの言い方をメモしておくと、そのまま題の材料になります。
3. すでにある記事と主題がぶつからないか見る
自社の記事一覧を見て、近い主題がすでに無いかを確かめます。あるなら、新しく書くのではなく、そちらに足してください(自社の記事同士で分け合わないためです)。
🔴 「毎週1本」のような本数の約束を、自分にしないでください。守るために、探されていない言葉の記事が増えます。当社がそうでした。本数より先に、探されている言葉かどうかを確かめてください。
アクセスが増えても、相談につながらないとき
ここまでは「読まれた回数」の話です。読まれた回数は増えたのに相談が来ないのは、別の段差です。分けて見てください。
ブログで集客できないと言われるときに起きやすいのは、記事は読まれているが、読んでいる人が「いま頼む人」ではない状態です。調べものの途中で来た人は、答えを読んだらそのまま帰ります。これは記事の出来の問題ではありません。
見るのは2つだけです。①記事から問い合わせページへ入った回数 ②記事の中の相談ボタンが押された回数。この2つが0のまま表示だけ増えているなら、足すべきは本数ではなく、記事の主題と、扱う仕事との距離です。
「オウンドメディアの失敗」と呼ばれている状態
本数は増えた、アクセス数も増えた、それでも相談は増えない——この形が、たいてい「失敗した」と言われます。止まっているのは記事の中ではなく、記事のあとです。順番は2つ。①答えを書き切った直後に相談の入口を置く ②扱う仕事から遠い主題を増やさない。問い合わせの手前のどこで落ちているかは、問い合わせ率の目安と、直す順番で数えられます。
ここから先は頼んだほうがいい
自分で進められる
見る・調べる・書く
- 表示回数を日ごとに分解して、山を除く
- 題にする言葉で実際に検索してみる
- お客さんに毎回聞かれることをメモする
- すでにある記事と主題がぶつからないか見る
- ふだんの数を記録して、3か月後に比べる
頼んだほうがいい
作る・まとめる・調べる
- 似た主題の記事を1本にまとめる(旧アドレスの案内つき)
- 探されている言葉を、数字で調べる
- 読まれていない記事の原因の調査
- 書く時間が取れないときの、記事の作成
右の1つ目は、まとめ方を間違えると、かえって落ちます。消したページのアドレスに来た人の行き先を作らないと、それまで積み上げたものが切れます。
右のいちばん下(記事の作成)を頼むときに効くのが、SEO対策の費用と、外注の前に決めることの「原稿を誰が書くか」と「毎月、何を何本つくりますか」です。月額の中身は、ここで決まります。
IZANAなら何をして、いくらか
先に書きます。記事を頼んでも、アクセスが増えるとはお約束できません。そのうえで、頼む値打ちがあるかを判断してください。
| 頼めること | やること | 費用(税抜) |
|---|---|---|
| 無料診断 | サイトのアドレスから4項目(問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方)を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします | 0円 |
| 育てる(月額) | 探されている言葉を調べて、記事を月2本+結果の報告+改善の提案 | ¥50,000/月 |
| 1枚のページ(LP) | 記事より先に、受け皿が無い場合はこちらから | 30万円〜 |
| 最大5ページ構成 | 仕事の種類ごとにページを分ける(似た主題で分けない) | 50万円〜 |
🔴 無料でお返しするのは「どこが弱いか」までです。具体的な直し方は、お見積もりか、まるごと診断(有料・¥50,000/税抜。サイトの全ページと同業のホームページまで見ます)でお渡しします。制作をご依頼いただいた場合は、診断料は全額そのまま制作費に充てます。
※ 「育てる」は、公開したあとの別の仕事です。制作費に含まれるのは土台までなので、続けて入っていただくことをお勧めしています(保つ・育てる)。いつでも解約できます。やめてもホームページは消えません。最新の条件は料金ページをご覧ください。
よくある質問
何本くらい書けば増えますか?
本数では決まりません。2026年9月に現場仕事の会社356社を1社ずつ数えたところ、サイトを持っていた120社のうち、最後に動いた年が分かった93社の中で35社(約4割)が2023年以前で止まっていました。書き続けること自体が少数派なので、本数を目標に置くこと自体は間違いではありません。ただし探されていない言葉で書くと、探されない記事が増えるだけになります。まず1本、実際に検索されている言葉で書いてみて、3か月後に数字を見てください。
表示回数は増えているのに、クリックが来ません。
表示回数を日ごとに分解してみてください。表示だけがふだんの何倍にも跳ね上がり、クリックはほとんど付かず、平均掲載順位もその日だけ悪くなる、という日が混ざることがあります。曜日も決まっていません。この山を合計に入れたまま見ると、増えていないのに増えたように見えます。まず日ごとの折れ線に切り替えて、極端な日を除いてから判断してください。
書く題材がありません。
お客さんに毎回同じことを聞かれることを、そのまま題にしてください。社内でしか使わない言い方で題を付けていないかも見てください。読む人が検索窓に打ち込む言葉と、こちらが使いたい言葉は違います。1本書く前に、その言葉で実際に検索してみて、同じことを書いている人がいるかを見てください。1人もいないなら、探されていない可能性があります。
似た内容の記事が何本かあります。まとめたほうがいいですか?
まとめたほうがよいことが多いです。同じ主題で何本かに分かれていると、他社と競う前に、自分の記事同士で分け合うことになります。見分け方は、Search Consoleでその記事のアドレスを調べて「クロール済み - インデックス未登録」と出ていないかです。Googleが読んだうえで載せないと判断した状態で、似たページが自社にあることの手がかりになります。ただし、まとめるときは消したページのアドレスに来た人の行き先を作る必要があるので、そこは制作会社に相談してください。
直すところ3つを、
PDFでお返しします。
ホームページのアドレスを送っていただければ、問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方の4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで・費用はかかりません。