士業のホームページ制作。
「最初の相談で何が起きるか」を、
先に書いておく。
士業の事務所のサイトを開く人は、誰が担当してくれるのか、何を頼めるのか、連絡したあと何が起きるのか——頼んでよい相手かどうかを確かめに来ます。
IZANAは1ページ型30万円から、いまあるサイトの改善・再構築は50万円から(税抜)でご相談を承ります。
IZANAは2026年9月、全国10県30市の電話帳から、士業の税理士・会計事務所、司法書士事務所、行政書士事務所を120件ずつ選び、1件ずつ検索して自社のサイトの有無と、そこに載っている中身を数えました。同じ事務所の行をまとめた118件ずつのうち、自社のサイトがあったのは税理士42件(35.6%)・司法書士32件(27.1%)・行政書士33件(28.0%)。3つとも、代表者の氏名か顔写真(93%・94%・79%)と取扱業務の一覧(90%・94%・85%)は、多くのサイトに載っていました。少なかったのは、料金の目安(26%・28%・36%)とオンライン相談の案内(14%・3%・6%)です。
ここでは数えた結果を手がかりに、士業の事務所のサイトに何を、どの順で並べるかを考えます。数字は税理士・会計事務所、司法書士事務所、行政書士事務所の3つです。数え方と元の数字は税理士・会計事務所のホームページ実態調査、司法書士事務所のホームページ実態調査、行政書士事務所のホームページ実態調査に出しています。士業の広告には、それぞれの会の決まりがあります(税理士ならたとえば四国税理士会の細則。Section 04)。何を載せてよいかの判断は、先生と所属の会にお任せします。IZANAが書くのは、先生から伺った事実だけです。順位や顧問契約の件数はお約束できません。
代表者の名前と業務の一覧は、
士業の3つとも約8〜9割のサイトにありました。
「顧問先の名前は出せないから、サイトに書けることが少ない」——そう思っていると、何から手を付ければよいかが決まりません。
調査で数えたサイトでは、代表者の氏名か顔写真が税理士42件のうち39件(93%)・司法書士32件のうち30件(94%)、取扱業務の一覧が38件(90%)・30件(94%)に載っていました。行政書士は33件のうち26件(79%)・28件(85%)でした。名前と業務は、士業の事務所のサイトでは載っているのがふつうの2つです。
読む側から見ると、名前と業務の一覧で分かるのは「この事務所に頼める種類の仕事か」までです。その先の「連絡したら何が起きるか」——最初の相談にお金はかかるのか、来所しないといけないのか、何を持っていけばいいのか——は、一覧からは読み取れません。調査でも、初回相談の費用に触れていたのは税理士15件(36%)・司法書士18件(56%)・行政書士16件(48%)、オンラインで相談できると書いていたのは6件(14%)・1件(3%)・2件(6%)でした。載っていないことを、足りない点としては扱っていません。
そこでIZANAは、士業の事務所のサイトでは、名前と業務の一覧に加えて「最初の相談で何が起きるか」を1か所にまとめて置く形をお勧めしています。
IZANAの無料診断は、公開ページの伝わり方と、相談までの道筋を人の目で読む初回確認です。
税理士42件・司法書士32件・行政書士33件の中身を、
並べてみました。
名簿は10業種と同じ決まりで選びました(10県・各県3市・電話帳の順・1市4件)。士業の3回では、同じ名字の事務所が各地にあるため、検索で出たサイトは、書かれた電話番号か市名が名簿と合うかで持ち主を確かめてから数えました。事務所名は出さず、件数と割合だけを載せます。
| 数えたもの | 税理士(42件) | 司法書士(32件) | 行政書士(33件) | 読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 自社のホームページがある | 42件 / 118件(35.6%) | 32件 / 118件(27.1%) | 33件 / 118件(28.0%) | 無かった事務所の多く(税理士76件のうち53件・司法書士86件のうち71件・行政書士85件のうち69件)は、名簿のサイトに名前があるだけでした |
| 代表者の氏名か顔写真 | 39件(93%) | 30件(94%) | 26件(79%) | 「代表社員税理士 ◯◯」「代表者(司法書士)◯◯」のように、肩書きと名前の間に語が入る書き方が多く、読み直しで増えました |
| 取扱業務の一覧 | 38件(90%) | 30件(94%) | 28件(85%) | 「業務案内」「取扱い業務」「サービス内容」などの見出しで並べたもの。行政書士は、見出しが無くても手続きの名前をメニューに並べた形も数えています |
| 登録番号か所属する会 | 23件(55%) | 16件(50%) | 17件(52%) | トップと奥の8ページまで(求人のページは除く)で数えた数です。司法書士は、簡易裁判所での代理の認定番号も入れています。行政書士は、扱う手続きの説明に出てくる「登録番号」は外しています。消費税のインボイスの登録番号は入れていません |
| 初回相談の費用に触れている | 15件(36%) | 18件(56%) | 16件(48%) | 「初回相談無料」「相談料◯円」など、相談にかかるお金を書いたもの。行政書士の16件には、問い合わせが無料だと書いた1件を含みます |
| 料金の目安 | 11件(26%) | 9件(28%) | 12件(36%) | 業務の名前と金額がそろっているもの。画像の料金表と、証紙代などの実費は数えていません |
| オンラインで相談できる | 6件(14%) | 1件(3%) | 2件(6%) | Zoomやビデオ通話などで、相談や打ち合わせができると書いたもの |
| ページに出る最も新しい年が2023年以前 | 9件 / 年が読めた33件(27%) | 14件 / 年が読めた22件(64%) | 13件 / 年が読めた27件(48%) | 2026年の日付があったのは税理士22件・司法書士5件・行政書士12件でした。司法書士は年が読めたのが22件だけなので、大きく動きやすい数です |
数字の外で見えたこと
- 税理士の42件のうち15件(36%)は、会計ソフト会社などが会員の事務所向けに用意した型のサイトでした。司法書士の32件には、この型のサイトは0件で、29件が事務所のアドレスのサイトです。行政書士の33件では2件で、どちらも税理士を兼ねる事務所でした(26件が事務所のアドレスのサイト)。9月18日に並べた工事の4業種(電気・塗装・工務店・水道)でも0件でした(Section 05)。
- 型のサイトは、https・画面幅・問い合わせのページが15件ともそろっていました。型が決める項目なので、事務所ごとの違いとしては読んでいません。スマホの画面幅の差(税理士95%・司法書士78%)は、この作り方の違いから来ている可能性があります。どちらが良いという話ではありません。
- 税理士では、料金の目安と初回相談の費用は、事務所のアドレスで作ったサイトのほうに多く出ました(27件のうち料金8件・相談13件。型のサイトは15件のうち料金3件・相談2件)。どちらが良いという話ではありません。
- 行政書士では、「オンライン申請」「全国対応」のような言葉が、相談の案内ではなく、扱う手続きの説明として多く出てきました。機械で拾った9件のうち、Zoomなどで相談を受けると書いていたのは2件です。手続きをオンラインで出せることと、相談をオンラインで受けることは、読む人にとっては別のことです(Section 03 の②)。
「最初の相談」を、
1か所にまとめる。
事務所を探している人が、連絡する前に確かめたいことは、IZANAの考えでは次の4つです。この4つが1か所にあると、最初の電話やメールで話が進みやすくなります。
① 最初の相談にかかるお金
- 無料か有料か。無料なら、何分まで・何回目までか
- 有料なら、その金額と、顧問の契約に進んだときの扱い
- 決めていない場合は、「お問い合わせのときにお伝えします」のように、いつ分かるかを書く
② 相談の方法
- 来所・訪問・電話・オンライン(Zoomなど)のどれで受けるか
- 平日の夜や土日にも受けるか
- オンラインで受ける場合、書類をどう受け渡すか
③ 持ってきてほしいもの
- 前の年の申告書や決算書など、相談の種類ごとに用意してほしいもの
- まだ何もそろっていなくても相談してよいかどうか
④ 相談のあとの流れ
- 見積もりがいつ、どんな形で出るか
- 頼むかどうかを決めるまでの期間
- 相談だけで終えてもよいこと
この4つは、取扱業務の一覧とは別のものです。一覧が「何を頼めるか」を伝えるなら、この4つは「頼むまでに何が起きるか」を伝えます。調査では、初回相談の費用に触れていたのは税理士42件のうち15件・司法書士32件のうち18件・行政書士33件のうち16件、オンラインで相談できると書いていたのは6件・1件・2件でした。
紹介・広告・紹介サイト・セミナーなど、集客の記事が挙げる打ち手を、3つの士業の数字の横に並べたページも作りました。打ち手を足す前に、名前で調べた方に何が見えているかを確かめる順番は、士業の集客に書いています。
いま受けている相談の種類と、最初の面談のやり方を教えていただければ、書ける形に整理します。
お金のことは、
書くかどうかから決める。
料金の目安を載せていたのは税理士42件のうち11件(26%)・司法書士32件のうち9件(28%)・行政書士33件のうち12件(36%)、初回相談の費用に触れていたのは15件(36%)・18件(56%)・16件(48%)でした。料金の目安は、3つとも載せていないサイトのほうが多い項目です。載せていないことを欠点とは数えていません。料金を載せるかどうかは、事務所ごとの判断です。IZANAがお手伝いするのは、決めたあとの書き方です。
- 載せる場合:業務の名前と金額をそろえて書く(調査の「料金の目安」は、この形で数えました)
- 金額に幅がある場合:何によって変わるのかを、先生が決めている条件のまま添える
- 載せない場合:「お見積もりは初回の相談のあとに書面でお出しします」のように、いつ・どうやって分かるかを書く
原稿は、先生から伺った事実だけで組み立てます。広告の決まりに当たるかどうかは、先生と所属の会でご確認ください(税理士の決まりの例=四国税理士会会員の業務の広告に関する細則・2026年9月25日に原文を確認)。IZANAは税理士ではないので、その判断はできません。
会計ソフト会社などの
型のサイトを使っている場合。
調査の42件のうち15件(36%)は、会計ソフト会社などが会員の事務所向けに用意している型のサイトでした。型のサイトは、https・スマホの画面幅・問い合わせのページが15件ともそろっていて、所属する税理士会の表示も15件のうち10件にありました。司法書士の32件には、型のサイトはありませんでした。行政書士の33件では2件で、どちらも税理士を兼ねる事務所です。
型のサイトを使い続けるか、事務所のアドレスのサイトに移るかは、どちらが良いとは言えません。IZANAの考えでは、決め手は次の2つです。
- 型の枠の中に、Section 03 の4つ(相談のお金・方法・持ち物・流れ)を書く場所があるか
- 型をやめたときに、今のアドレスと載せた文章がどうなるかを、提供元に確かめられるか
型のサイトのままでも、書き方の見直しはできます。無料診断は、どの作り方のサイトでもURLを送っていただければ読めます。移る場合は、今のサイトの文章を土台にして、新しい構成に組み直します。
士業の事務所のサイトの制作費と、
必要なページ数の考え方。
金額を決めるのは、ゼロから作るか・いまのサイトを直すか、そして法人の相談と個人の相談を別のページにするかどうかです。表の金額は、料金ページに出している制作費(税抜)です。作ったサイトは買い切りで、月々お金を払い続けないと消える、という形ではありません。お支払いは着手金50%・残金50%の2回払いです。公開後の保守は、そのうえでお勧めしています。別にお預かりするのは、サーバーとドメインの実費(約13,200円〜/年・税込)だけです。
| プラン | 初期費用 | サイト本体 | ページ数 | 士業の事務所での使い方 |
|---|---|---|---|---|
| LPプラン(1ページ型) | 30万円〜 | 買い切り | 1ページ | 開業したばかりの事務所/名前・業務・最初の相談の流れ・連絡先を1枚にまとめたい |
| サイト改善・再構築 | 50万円〜 | 買い切り | 最大5ページ | 法人向けと個人向け(確定申告・相続など)の相談を分けたい/お知らせの記事を事務所で更新したい(WordPress) |
| プレミアム | 80万円〜 | 買い切り | 最大10ページ | 業務ごとにページを分けたい/採用のページも作りたい |
どのプランでも共通で含まれるもの
- 独自ドメインの取得・年次更新をIZANAが代行(実費分のお預かりのみ)
- サーバーの初期設定から公開までの段取りを代行
- スマートフォン・タブレットに合わせた表示
- SSL(https)への対応
- お問い合わせフォームの設置
- Google Search Console の連携(Google Analytics の設置は ¥5,000 のオプション)
- 公開前のデザイン修正5回まで(いま何回目かは毎回お伝えします)
士業の事務所で追加のご相談をいただける項目
- 相談の種類(法人・個人・相続など)を選んで送れる問い合わせフォーム
- LINEでの問い合わせの受け口
- 業務ごとのページの追加
- Googleマップに出る事務所の情報(場所・受付時間)の見直し
買い切りでも、公開後のお金がまったく掛からないわけではありません。税理士の調査では、年が読み取れた33件のうち9件(27%)で、ページに出る最も新しい年が2023年以前でした(行政書士は27件のうち13件・48%)。税の制度が変わった年や、相談の受け方を変えたときに、どこを誰が書き換えるかを決めておくと、古い案内が残りません。公開後のお金は、サーバーとドメインの実費・保守・原稿の差し替え・育てる作業の4つに分かれます。止めてよいものと止めると困るものの見分け方は、ホームページの管理費・保守費は、払い続けるべきか(4つに分けて考える)にまとめました。
納期は、30万円からのプランで最短2週間〜、50万円からのプランで最短4週間〜、80万円からのプランで最短8週間〜です(原稿や写真がそろう時期と、中身によって前後します)。
よくあるご質問
Q1:顧問先はほとんど紹介です。それでもサイトは必要ですか?
紹介を受けた人も、連絡の前に事務所の名前で調べることがあります。そのときに、名前・業務・最初の相談の流れを確かめられる場所があると、連絡しやすくなります。調査では、サイトがあった税理士42件のうち39件・司法書士32件のうち30件・行政書士33件のうち26件が代表者の氏名か顔写真を、38件・30件・28件が取扱業務の一覧を載せていました。顧問先が何件増えるかは、お約束できません。
Q2:報酬は依頼ごとに変わるので、料金表は出せません。
出さないままで大丈夫です。調査でも、料金の目安を載せていたのは税理士42件のうち11件(26%)・司法書士32件のうち9件(28%)・行政書士33件のうち12件(36%)でした。代わりに、見積もりがいつ・どんな形で分かるかを書いておくと、読む側は次に何をすればよいかが分かります。
Q3:税理士会・行政書士会などの広告の決まりが心配です。
決まりに当たるかどうかの判断は、先生と所属の会にお任せしています。IZANAは税理士でも司法書士でも行政書士でもないので、その判断はできません。原稿は先生から伺った事実だけで組み、公開の前に全文を先生に確かめていただきます。
Q4:会計ソフト会社の型のサイトを使っています。作り直さないといけませんか?
いいえ。型のサイトのままでも、書き方の見直しはできます。調査では税理士42件のうち15件が型のサイトでした(司法書士は32件のうち0件、行政書士は33件のうち2件で、どちらも税理士を兼ねる事務所)。移るかどうかは、型の中に最初の相談の流れを書く場所があるか、型をやめたときに今のアドレスと文章がどうなるか、の2つで決めてください。
Q5:「税理士 ホームページ」と検索したときに、上のほうに出せますか?
順位はお約束できません。IZANAが受け持つのは、先生が実際に受けている相談の種類と地域を、相談する人が実際に使いそうな言葉で書き、迷わず目当てのページに着ける構成にするところまでです。公開後は、実際に検索に出た言葉をSearch Consoleで確かめて、書き足す場所を決めます。検索やGoogleマップ(MEO)で見つけてもらうための作業は制作とは別に承っていて、料金も別です。
頼んでよい相手かどうかは、
最初の相談の書き方で伝わります。
いまサイトがある方は、IZANAの無料診断で、公開ページの伝わり方・信用の材料・相談までの流れを確認できます。サイトがまだ無い方は、受けている相談の種類と、最初の面談のやり方を教えてください。URLだけで検索の順位や顧問契約の件数までは分かりません。診断のあとに制作や改修を頼むかどうかは、ご自身で決めていただけます。
数字の出どころを先に読みたい方は、税理士・会計事務所のホームページ実態調査、司法書士事務所のホームページ実態調査、行政書士事務所のホームページ実態調査をご覧ください。