桑名から木曽川を渡ってすぐ。やり取りはLINE・お電話・メールで完結し、ご希望があれば伺います。
LP 30万円〜/5ページ 50万円〜(税抜)、サイトは買い切りです。
金魚日本一のまち・廻船問屋の街・物流ハブの街——三つの顔をもつ土地で営む商いを、土地ごと写し取ります。
弥富という土地は、ひとことで言いあらわせません。幕末から続く金魚の養殖、江戸の人が海から作り出した木曽三川河口の街、伊勢湾岸自動車道の物流ハブ。立つ場所を変えるたびに、別の街の顔が見える。だからこそ、ここで商いを営む方のホームページは、画一の型に流し込んでは作れません。土地のかたちを、土地の言葉で写すことから始めます。
弥富市は愛知県の西の端で三重県と接し、木曽川・長良川・揖斐川という三本の大河が伊勢湾へと注ぐ河口にひらけた街です。海抜ゼロメートル地帯が広がる、極めて平らな土地です。地名の由来も「弥(いや)富む」——増え続ける田畑への祈りからきていると伝わります。
では、なぜ海より低い場所に街があるのか。答えは「干拓(かんたく)」——堤防で海を囲い、内側の水を抜いて陸地にしていく工事のことです。江戸時代から、三川が運んでくる泥の土地を堤防で囲み、長い時間をかけて田畑にしてきたといわれます。今の弥富の街の多くは、こうして海から陸になった土地の上にあります。
木曽三川という大きな水脈が、人と物をはこぶ動脈にもなりました。河口の湊には廻船問屋が並び、米や木材などを船で積み出していたと伝わります。海と川が出会う場所だからこそ、商いが集まり、産業が育ち、人の往来が絶えなかった——それが弥富という土地の骨格です。
稲作と漁業から始まり、養殖、農業、物流へ。低い土地ゆえに水と向き合い続けた歴史が、今の産業構造の隅々にまで沁みこんでいます。弥富で営む商いは、必ずどこかで「水」につながっている。私たちはホームページを設計するとき、この前提から考え始めます。
市内を歩くと、いまも当時の名残があちこちに残っています。弥富駅前には金魚問屋が今も並び、道の駅 弥富では地元の野菜と金魚が一緒に売られ、木曽三川公園の堤防上では家族連れが川と海を一望できます。観光のためにつくられた風景ではなく、干拓で少しずつ海から陸になってきた街の生身の姿。地元の登記簿や農協名簿のなかに、今も江戸期の地名が残り続けています。
気候は、比較的おだやかです。年間の降水量は、気象庁の蟹江(弥富の隣町)の観測で平年値1,553ミリ(1991〜2020年)です。農作物にも金魚にも、極端に厳しくない気象条件がそろっています。ホームページに「弥富の四季」を載せる場合、この気候の穏やかさは、写真や文章のトーンに直結する要素として無視できません。
弥富金魚の始まりは、約150年前、江戸時代の終わりにさかのぼります(弥富市「弥富金魚の歴史」)。きっかけは、奈良の大和郡山から東海道を東へ向かっていた金魚商人が、宿場町だった前ヶ須(現在の弥富市の一部)で金魚を休ませる池をつくったこと。その姿に魅せられた寺子屋の権十郎という人物が、金魚を譲り受けて飼い始めた——これが弥富金魚の出発点だと、市公式の記録に残されています。
明治に入ると金魚の採卵・孵化が行われるようになり、本格的な養殖が動き出して、地域に金魚田がひろがっていきます。海抜ゼロの干拓地は、平らで日当たりがよく、木曽川下流の地下水が豊か。金魚を育てる養殖池をつくるには、これ以上ないほど条件のそろった土地でした。
流通の転機は、鉄道(現・JR関西本線)の開通と、国道一号線の整備でした。それまで舟で運ばれていた金魚は、貨車とトラックで一気に名古屋・大阪・東京の都市部へひろがります。問屋街は弥富駅の周辺に集積し、業界のなかで「金魚の弥富」「弥富の金魚」という言いまわしが定着していきます。
戦後に最盛期を迎えたあと、都市化と需要の変化で養殖場は小さくなりましたが、和金・コメット・出目金・らんちゅう・東錦・水泡眼——日本観賞魚事業協同組合が認定する31品種のうち、26品種が弥富にそろいます。市は、生産種類の豊富さに加えて流通量全国一を挙げています。「弥富金魚」は今も高品質金魚のブランドとして全国に出荷され、生産だけでなく流通の拠点としても機能し続けています。
もうひとつ忘れてはならないのが、廻船問屋の歴史です。河口の湊からは、荷を積んだ船が江戸や大坂へ向かったと伝わります。明治以降、海運が鉄道や陸送に置き換わっていくなかで湊町としての姿は薄れていきましたが、商人の血脈と物流の感覚はそのまま残り、現代の伊勢湾岸物流ハブとして再びかたちを変えました。海運、鉄道、高速道路——時代が変わるたびに運び方は変わりましたが、弥富が「物が集まり、出ていく場所」であり続けたという事実は、今も少しも揺らいでいません。
数字は、土地のかたちをいちばん端的に伝えます。認定31品種のうち26品種がそろう金魚、48.28平方キロメートルの市域、人口およそ四万三千、名古屋の西20キロ圏、金魚の歴史およそ150年。この五つを並べただけで、弥富がどんな経済圏に立っているかが見えてきます。小さな市域に、固有の産業と物流ハブと住宅地が同居する稀有な街——ホームページの設計を始める前に、まずこの数字を頭に入れておきます。
出どころ=弥富市「弥富市の紹介」(名古屋市の西側20キロメートル圏内・海抜ゼロメートル地帯・流通量全国一)、「市の人口」(令和8年9月1日 43,304人)、「市へのアクセス・地図」(面積48.28平方キロメートル)、「弥富金魚の歴史」(約150年前)、市の資料「人と地域の資源を活かし、にぎわいを生み出すまち」(日本観賞魚事業協同組合認定品種31種類のうち26種類)。2026年9月26日に確認。
湾岸弥富インターチェンジは伊勢湾岸自動車道の出入口で、東海三県を東西に貫く動脈の一部です。市の中心からほど近い位置に出口があり、ここから北は名古屋へ、南は名港大橋を渡って名古屋港へ、西は東名阪自動車道で四日市・桑名へ、東は東海環状自動車道で豊田・岡崎方面へ——文字どおり四方へ動脈が延びています。トラックドライバーのあいだでは、湾岸弥富ICは「東海三県の物流の十字路」と呼ばれることもあります。
地域の動脈は高速道路だけではありません。市内を東西に貫く国道二十三号(名四国道)は、名古屋から四日市・伊勢湾岸を結ぶ大動脈で、トラック輸送に使われる道路です。バイパス区間として高架で整備されており、信号がほとんどない区間が多いため、定時走行のしやすさで物流業者から重宝されています。
鉄道では、市の中心駅であるJR関西本線・近鉄名古屋線の弥富駅が二つの路線を束ねています。JRは名古屋・桑名・亀山方面、近鉄は名古屋・伊勢中川・伊勢方面と、まったく異なる方向へ向かう二系統が同じ駅に乗り入れる構造で、近鉄の特急が止まることもあります。市民の通勤通学はもちろん、商談で名古屋市街へ向かう経営者のあしとしても、弥富駅は欠かせない結節点になっています。
そしてもう一つ。名古屋港へも、伊勢湾岸自動車道でつながっています。輸入雑貨・機械部品・冷凍食材をあつかう商社や小売店にとって、港の近さは見逃せない条件になります。「物が動く街」という弥富の伝統は、現代の交通網のかたちで、今も静かに続いています。
IZANA WEB制作の事務所は、三重県桑名市長島町。長島町と弥富は、木曽川をはさんだ隣どうしです。隣県でありながら、生活圏としては地続き。打ち合わせに行き来しやすいこの距離は、メールや電話だけでは伝わらない手触りを、対面でやり取りするには十分すぎる近さです。
桑名側から弥富へ向かう動線は、大きく三本あります。一本目は国道一号線から国道二十三号線に乗り換えるルート。二本目は東名阪自動車道で、桑名東ICから弥富ICへ。三本目は近鉄名古屋線で、桑名駅から弥富駅へ。車でも高速道路でも電車でも行き来できます。
地理的な近さは、商いの感覚としても近さを生みます。長島温泉やナガシマスパーランドで桑名側に流れてくるお客さまは、弥富側の道の駅や金魚問屋にも立ち寄ります。逆に名古屋方面から弥富を経由して桑名へ抜けるドライバーも多い。桑名と弥富は、観光と物流の両方でひとつの経済圏を形作っています。だからホームページの設計でも、桑名・弥富どちらかだけを見ればいい、という発想にはなりません。両方の人の流れを念頭において、紙面の組み立てを考えます。
そして、近さは費用にも関わります。対面はご希望の方のみで、その料金は事務所(三重県桑名市)からの片道の距離で決まります(金額は料金ページに)。お店や工房、商品の写真は、お手元のものをお送りいただくか、お任せいただければこちらでご用意します。
人口四万三千あまりの街で、目立って多い業種を五つに絞りました。
どれも弥富の地形と歴史と切り離せない仕事です。
弥富の金魚販売店のホームページで、いちばん難しいのは「品種の解説」と「初心者へのやさしさ」を同居させることです。和金・コメット・朱文金・出目金・琉金・ピンポンパール・らんちゅう・東錦・水泡眼——認定されている31品種のうち、26品種が弥富にそろいます。それぞれに飼い方の癖と相場があり、玄人向けの専門用語をそのまま並べると、はじめてのお客さまは引いてしまう。逆に、すべてを噛みくだいて初心者向けに書くと、長年の常連さまから「物足りない」と言われてしまいます。
IZANAでは、ホームページのなかに「初心者ガイド」と「品種カタログ」を別の階層で持たせる構成をご提案します。トップから「はじめての方へ」「品種一覧」「飼育の相談」「販売実績」「店舗案内」と五つの入口を分け、それぞれの導線で別の温度感の文章を用意する。この基本形は、弥富の金魚問屋・小売店のいずれにもなじみます。
季節の動きも重要です。金魚は春の品評会、夏のお祭り需要、秋の繁殖期予約、冬の屋内飼育相談と、季節ごとに来店動機が大きく変わります。ホームページには季節ごとに差し替える「お知らせ枠」を必ず用意し、撮りためた写真と一行コピーで季節の表情を作っていく運用を、最初から組み込みます。
実店舗での購入だけでなく、遠方からのお問い合わせ・取り置き・発送のご相談も増え続けています。弥富の金魚は全国に出荷されてきた歴史がありますから、ホームページが全国からの一次窓口になるのは自然なことです。問い合わせフォームの項目設計、写真の撮り方、よくある質問の作りこみ——金魚という商材に最適化したかたちで、お渡しします。
市場のかたちにも触れておきます。弥富の金魚は大きく三つの相場で動いています。お祭りの露店向けの「小赤」、家庭の観賞用の「中物」、品評会や愛好家向けの「高級魚」。それぞれ仕入れ単価も顧客層も売り方も別物で、同じ「金魚販売」の看板でも、扱う商品の中心がどこにあるかでホームページの構成は大きく変わります。お打ち合わせのいちばん最初に、必ずこの三層のうちどこを主軸にされているかを伺います。
養殖池の作業のリズムも、ホームページの更新運用に直結します。春の網替え、夏の水温管理、秋の選別、冬の越冬準備。年間を通じて作業の山があり、来店や問い合わせがその波に連動します。お知らせの更新・写真の差し替え・季節限定品種の告知——年間スケジュールをこちらでひな型としてご用意し、お渡し後の運用が止まらない設計にしておきます。輸送・梱包の段取り、検疫・水合わせの説明文、配送料の計算方法まで、必要なら一式そろえてお作りします。
弥富の農業は、海抜ゼロの干拓地ならではの肥沃な沖積土に支えられています。木曽三川が運んできた細かな泥が、長い時間をかけて畑になり、水持ちの良さと水はけのよさをきわどい均衡で同居させた——この稀有な土壌が、トマト・大根・白菜・いちご・ねぎといった水分量の多い作物を育てる土台になっています。
農家直売のホームページで、IZANAがいちばん大事にしているのは「とれたての見せ方」です。スーパーに並ぶ野菜と、土のついたまま直売所に並ぶ野菜は、同じ品種でもまったく違う商品です。トップ画像は産地の畑、撮影は朝採りの瞬間、文章はその日の天気と作付けの話。畑の手触りをそのままホームページに移す。
もうひとつ大事なのが「販売チャネルの分岐」です。直売所の店頭、道の駅への卸、産直アプリへの出品、ふるさと納税の返礼品、企業向けの定期便——同じ農家さんでも複数の売り方を組み合わせています。ホームページはそのハブとして、どの入口からきたお客さまも迷わせない構成にする必要があります。
弥富の代表作物は、サラダトマト・大葉だいこん・冬白菜・章姫いちご・葉ねぎ。それぞれに収穫期が決まっており、年間の出荷カレンダーをホームページに置いておくだけで、企業の購買担当・ふるさと納税の返礼品担当・近隣の飲食店仕入れ担当——三方向の担当者が知りたい「いつ採れるか」に答えられます。「いつ採れるか」「いつ送れるか」を先に開示するのは、農家直売だからこそできる強みです。
道の駅「弥富」と、各農家直売所のすみ分けも意識します。道の駅は通り客・観光客の入り口、直売所は近隣常連の入り口。両方を持つ農家さんは、ホームページのなかでそれぞれの導線を分けて設計します。トップから「観光のお客さま向け」と「近隣のお客さま向け」の二つの入口を出しておけば、訪問者が自分の用件にあわせて迷わずたどり着けます。
弥富の飲食店は、二つの異なるお客さま層を相手にしています。近隣の住民と農家・漁業者・工場勤務の方々が支える「地元の常連」と、伊勢湾岸自動車道や国道二十三号で走り抜ける「通り客」です。前者は値段と分量と気安さ、後者は看板と駐車場と所要時間で店を選びます。同じメニューでも、刺さるポイントがまったく違う。
ホームページの組み立て方も、この二層を念頭に置きます。地元向けには「お知らせ・本日のおすすめ・テイクアウト・予約」。通り客向けには「アクセス・駐車場の写真・営業時間・主力メニュー上位三品」。一枚のページに二系統の入口を作り、見つけたい情報に最短でたどり着ける構成にします。
食材の地元色も忘れたくありません。弥富の海苔、近海の白魚、桑名のはまぐり、長島の温泉トマト、養老の山芋——東海三県の海と山がすぐそこにあって、弥富の飲食店は仕入れの厚みでも勝負できます。仕入れの物語を、写真と一行コピーで毎週更新する。
店構えの写真の撮り方にも、土地ごとの作法があります。弥富の飲食店は、道路から見える看板と駐車場の写真を一枚目に置きます。「停めやすそう」「入りやすそう」が、食事の選択を決める最初のスイッチになるからです。料理の写真は二枚目以降で十分。
メニューページは「上位三品の主役写真」と「全メニューの一覧表」を分けて作ります。スマートフォンで上から下へスクロールするとき、最初の三品で「ここに行きたい」と判断され、一覧表は「予算と過不足」の確認に使われる。この二段構えにしておくと、写真の重さで読み込みが遅くなる心配もありません。
弥富のもうひとつの主役は物流です。伊勢湾岸自動車道・東名阪自動車道・国道二十三号の三本が交差し、名古屋港へも伊勢湾岸自動車道でつながっています。倉庫・運送・小口配送・冷凍冷蔵物流——あらゆる物流業者にとって、弥富は「中継地点」ではなく「拠点候補地」になり得る場所です。
事業所の数で見ても、弥富市の民営の事業所1,826のうち、運輸業・郵便業は186で、10.2%です(全国は2.5%。令和3年経済センサス‐活動調査)。
物流業のホームページは、BtoCの飲食店や小売とはまったく違うつくりが必要です。事業所概要・取扱貨物・対応車両・荷扱いの実績・コンプライアンス・採用——荷主企業の購買担当が「この会社に任せて大丈夫か」を判断するための情報を、表面的でない深さで載せる必要があります。実績はとくに、どの業種・どの貨物・どの規模でやってきたかを、固有名詞や類型で具体化することが効きます。
採用ページも肝心です。物流業界の人手不足は周知のとおりで、ドライバー・倉庫スタッフ・配車係を継続的に集める力は、企業の生命線になっています。ホームページの採用ページに、車両の写真・一日のスケジュール・先輩社員の声・休日体系・福利厚生を、誠実な文章で並べます。
BtoBの物流業のホームページで、もうひとつ意識したいのが「コンプライアンスと安全管理の見せ方」です。Gマーク(安全性優良事業所)の取得状況、運行管理者の人数、健康診断・ストレスチェックの実施頻度、デジタルタコグラフの導入状況、車両の年式と整備計画——荷主企業の購買担当が「リスクを取れる委託先か」を判断する材料を、専門用語に頼らず、一行ずつ整理して見せます。事故ゼロの記録は、控えめに、しかし正確に、書き残しておきます。
取引先との関係性も、文章にする価値があります。元請として荷主と直接契約する案件と、協力会社として大手物流業者の繁忙期を支える案件——どちらの比重が大きい会社かによって、ホームページの主役は変わります。中小の運送会社こそ、自社の立ち位置を曖昧にせず、「私たちはこういう仕事を請けています」と明文化しておくと、荷主が判断しやすくなります。
弥富という土地で営む方に、IZANAをお選びいただける三つの理由をお伝えします。
どれも、土地の近さがあって初めて成り立つものです。
金魚、海抜ゼロ、木曽三川、廻船問屋、伊勢湾岸、弥富駅、湾岸弥富IC——弥富の固有名詞をそのまま使い、画一テンプレートに流し込まないホームページをつくります。一枚一枚、その事業のためだけに書き起こします。
木曽川を渡れば弥富です。やり取りはLINE・お電話・メールで完結しますが、ご希望があれば伺います。対面の料金は、事務所からの片道の距離で決まります(金額は料金ページに)。
サイト本体は買い切りで、月々お金を払い続けないと消える、という形ではありません。そのうえで、公開してからの保守はお勧めしています(入らないと使えない作りにはしていません)。サーバーとドメインは実費(約13,200円〜/年・税込)のみお預かりします。お客さまご自身で文章や写真を差し替えられる仕組みでお渡しします。
言葉より、実物のほうが早く伝わります。業種別につくった制作サンプルと、
いまお持ちのホームページの無料診断。どちらも、検討の入口としてお使いください。
電話・LINE・メール、ご都合の良い方法でお話ししましょう。
対面はご希望の方のみです(料金は距離で決まります)。一つひとつ、丁寧にお応えします。
または LINEで相談 / お問い合わせフォーム