ホームページで集客できないとき、そもそも人が来ているかを先に見る

IZANA WEB制作 はじめの一歩

ホームページで集客できない、と一言でいっても、直す場所は大きく二つに分かれます。そもそも人が来ていないのか、来ているのに相談されないのかです。ここを分けずに「記事を増やす」「デザインを新しくする」と動くと、効かない場所にお金を使うことになります。

このページは前者、人が来ていない側の確かめ方と直し方です。訪問はあるのに問い合わせにならない場合はホームページから問い合わせが来ない原因と改善順のほうが当てはまります。どちらか分からない状態なら、次の見出しの判定から始めてください。

まず「人が来ているのか」を判定する(10分・無料)

使う道具は二つです。Google Search Console(以下GSC。自分のサイトが検索でどう扱われているかを見る無料の画面)と、GA4(サイトに来た人の動きを見る無料の画面)。GSCは「検索で見つけられているか」、GA4は「実際に来ているか」を見ます。片方だけでは判定できません。

手順1:GSCで、検索結果に出ているかを見る

GSCの「検索パフォーマンス」を開き、期間を過去3か月にします。見るのは表示回数とクリック数の2つです。表示回数はGoogleの検索結果に出た回数で、世の中の検索回数ではありません。直近数日だけを見ると判断を誤るので、3か月でそろえます。

GSCを使ったことがない場合は、まずこの画面を自社で持っているかから確認してください。制作を任せていた場合、制作会社側のアカウントにだけ登録されていることがあります。

手順2:GA4で、実際に来た人数を見る

GA4の「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」で、過去28日の数字を見ます。ここで0に近いなら、来ていない側です。ただし計測を後から入れたサイトでは、入れる前の訪問は残っていません。計測が動いていない状態の0は「誰も来ていない」ではなく「まだ測れていない」です。自分のスマートフォンでサイトを開いてから、リアルタイムのレポートに自分が出るかを見れば、動いているかどうかが分かります。

手順3:2つの数字を、この表に当てはめる

GSCの表示回数GSCのクリック数今の状態読むべきページ
00検索結果にまだ出ていないこのページの「原因は5つ」へ
あるが少ない0に近い出てはいるが、押されていないこのページの原因2・3へ
あるある来ている。止まっているのはその先問い合わせが来ない原因と改善順
以前はあった以前はあった落ちた。作り直し・移転の影響を疑うこのページの原因5へ

「表示はあるが押されていない」を「来ている」と数えないでください。検索結果に名前が出ただけで、サイトはまだ開かれていません。

人が来ていない原因は、5つに分かれる

上の表で「来ていない」側だった場合、次のどれかに当たります。上から順に確かめると、手戻りが少なくて済みます。1の確かめ方は検索しても自社サイトが出てこないで、画面ごとに書いています。

原因確かめ方最初にすること
1. Googleにまだ登録されていない検索窓に site:自社のアドレス と入れる検索に出さない設定を外し、サイトマップを届け出る
2. 登録はあるが、探される言葉で名乗っていないGSCの「クエリ」に出ている検索語を見る扱う仕事の名前を、ページの見出しと冒頭に書く
3. 地図から探される仕事なのに、地図側が空スマートフォンで「地域名+仕事の名前」を検索するGoogleビジネスプロフィールを埋める
4. 外からの入口が一つもない名刺・車・見積書・SNSにアドレスが載っているか今ある紙と画面に、アドレスを載せる
5. 作り直し・引っ越しのあとに落ちたGSCで、下がった時期と作業した時期を重ねる消したページと変えたアドレスを洗い出す

原因1:まだGoogleに登録されていない

検索窓に site: と自社のアドレスを続けて入れます(コロンの後ろに空白を入れません)。何も出てこなければ、Googleはまだこのサイトを検索の対象にしていません。作ったばかりのサイトは、Googleからすると存在を知らない場所です。壊れているのではなく、知らせる作業がまだ済んでいない状態です。

ここで見落としやすいのが、制作中に入れた「検索に出さない設定」の消し忘れです。WordPressなら管理画面の「設定」→「表示設定」に、検索エンジンに登録させないためのチェックがあります。ここが残っていると、ほかに何をしても検索には出てきません。自社のアドレスの末尾に /robots.txt を足して開き、Disallow: / の行がないかも合わせて見ます。

公開してから何日で載るかに決まった日数はありません。Googleが公表していないためです。できるのは、載らない理由になる設定を外し、サイトマップ(このサイトにはこのページがあります、という一覧表)を届け出て待つことです。

原因2:探される言葉で名乗っていない

登録はされているのに人が来ない場合、まず疑うのはお客さんが使う言葉と、サイトに書いてある言葉のずれです。GSCの「検索パフォーマンス」→「クエリ」に、どんな言葉で表示されたかが出ています。ここに出ている語が、自分が受けたい仕事と合っているかを見てください。

たとえば、給湯器の交換を主にやっているのに、サイトには「住まいのお困りごと全般に対応」としか書いていない。この場合、探している人が打ち込む「給湯器 交換」という語が、サイトのどこにも無いことになります。会社の紹介の言葉と、仕事の名前は別ものです。扱う仕事の名前を、見出しと最初の画面に書く。書いていない言葉で呼ばれることはありません。

逆に、クエリに出ている語が受けたい仕事とまるで違う場合は、ページの役割を決め直すほうが先です。地域名を差し替えたページを増やす前に、仕事ごとの説明・対応できる条件・答えられる疑問を用意します。

原因3:地図から探される仕事なのに、地図側が空

飲食・美容・修理・工事のように「近くの店を今すぐ探す」仕事では、検索結果の上のほうに地図が出ます。この枠はホームページではなくGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店や会社の情報)から作られます。ホームページをいくら直しても、地図側が空のままなら、この枠には出ません。

確かめ方は簡単で、自分のスマートフォンで「地域名+仕事の名前」を検索します。地図の枠が出ているのに自社が無ければ、そこが抜けています。営業時間・電話番号・対応する仕事・写真・ホームページのアドレスを埋めるところから始めます。

原因4:外からの入口が一つもない

公開しただけで、どこからもリンクされていないサイトは、Googleから見ても人から見ても見つけにくい場所にあります。特別なことをする前に、今すでに持っている接点にアドレスを載せているかを確認してください。名刺、見積書、請求書、社用車、看板、作業着、封筒、SNSの自己紹介欄。ここに載っていないなら、まずそこからです。

商工会議所や組合の会員名簿、取引先の協力会社一覧など、自社が載れる立場にある一覧も入口になります。相手にお願いする手間はかかりますが、費用はかかりません。

原因5:作り直し・引っ越しのあとに落ちた

以前は検索から来ていたのに、作り直したあとから来なくなった、という場合があります。GSCで下がった時期を見て、サイトを触った時期と重なるかを確かめてください。重なっていれば、原因は外ではなく、その作業の中にあります。

その1つが、見た目を作り直すときに本文の大半を削ってしまう形です。ここで気をつけたいのは、削った直後には落ちないことです。Googleが読み直して評価し直すまでに時間がかかるので、下がるのは少し間をおいてからです。その頃には、作り直しと結び付けて考えにくくなっています。器を新しくするときに中身まで捨てると、それまで積み上がっていた分も一緒に無くなります。

作り直しのときは、次の3つを先に確かめてください。本文を減らした/ページのアドレスが変わったのに、古いアドレスから新しいアドレスへの案内を置いていない/公開前の「検索に出さない設定」を戻し忘れた。心当たりがあるなら、消したページと変えたアドレスの一覧を先に作ります。

自分で直せる範囲(順番どおりに)

費用をかけずに今日できるのは次の4つです。順番に意味があります。

  • 検索に出さない設定を外す:ここが残っているかぎり、あとの3つは効きません。最初に済ませます
  • GSCを自社の手元に用意し、サイトマップを届け出る:無料です。制作会社が変わってもこの画面は自社に残しておきます
  • 扱う仕事の名前を、見出しと最初の画面に書く:「地域密着」「丁寧な対応」だけでは、何を頼めるか伝わりません
  • Googleビジネスプロフィールを埋める:営業時間・電話・対応する仕事・写真・サイトのアドレス

直したあとは、同じ期間で見比べます。検索の結果は数日では動きません。1か月ほど置いてから、GSCの表示回数とクリック数を前の月と並べる。訪問がまだ少ないサイトでは、数日の増減で良し悪しを決めないほうが安全です。

「集客を丸投げしたい」と思ったら

「全部任せたい」と考えるのは自然です。ただ、丸投げで頼めるのは作業で、中身までは頼めません。どの会社に頼んでも、次の4つは自社からしか出てきません。

  • どんな仕事を、どこまで引き受けるのか(やらない仕事も含めて)
  • お客さまが実際に使う言葉と、よく聞かれること
  • 写真・実例など、自社にしか無い材料
  • 問い合わせが来たときに、誰がどう返すか

見積もりをもらったら、「毎月、何を何回やるのか」「何の数字で成果を見るのか」「やめたら何が手元に残るのか」の3つを文面で聞いてください。当社の「育てる」は月¥50,000(税抜)で、中身は料金ページに項目で出しています。続きものの仕事なので、順位や問い合わせの件数はお約束していません。

ここから先は、制作会社に頼んだほうがいい

線引きをはっきりさせておきます。次に当てはまる場合は、触ると戻しにくくなります。

  • ページのアドレスを変える、ページをまとめる、サイトを引っ越す
  • 設定ファイル(robots.txt など)やサーバーの設定を書き換える
  • 作り直したあとから落ちていて、何を消したか分からない
  • GSCに「登録されなかった理由」が複数のページに出ている
  • そもそも主力の仕事を説明するページが無く、構成から作り直す必要がある

「全部作り直してください」と言う前に、どこで止まっているかと残したいページ・アドレスを伝えてください。今のサイトを直して足りるなら、全面の作り直しは要りません。アドレスや会社のメールを残したまま作り替えたい場合は、リニューアル前の契約・メール確認の手順を先に読んでおくと、消してはいけないものが分かります。

IZANAへ相談するなら、サイトのアドレスと「どこで止まっているか」を

先に、できないことを書きます。検索の順位をお約束することはできません。順位を決めるのはGoogleで、どの制作会社も同じ条件です。できるのは、出てこない原因を取り除き、出てきたときに選ばれる中身を用意するところまでです。そのあと、検索やGoogleマップ(MEO)で見つけてもらえるように育てていく作業は、制作とは別の仕事で、費用も別です(公開したあと、育てる)。

無料診断では、サイトのアドレスから問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方の4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで、費用はかかりません。

頼めることやること費用(税抜)
無料診断サイトのアドレスから4項目(問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方)を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします0円
1枚のページ(LP)1ページで伝え切る形。名刺代わりの受け皿に30万円〜
最大5ページ構成仕事の種類ごとにページを分け、それぞれの検索から入れるように50万円〜
最大10ページ構成事例や実績を自社で増やし続けられる形まで80万円〜

サイトは買い切りで、所有権はお客様です。サーバーとドメインの実費は別途かかります。公開してからの保守はお勧めしていますが、強要はしません。最新の料金は料金ページをご覧ください。

今のサイトのアドレスを送って、止まっている場所を確認する。まだサイトを持っていない場合は、ホームページが必要かどうかの判断から読んでください。

話したほうが早い場合は、電話 080-6058-4020(受付9:00〜19:00・年中無休)か、LINEでも受け付けています。

IZANA WEB制作より

納品するのは、ホームページだけではありません

検索で見つかる入口と、問い合わせまで迷わせない導線を制作の最初から組み込みます。検索からの流入は公開後に育てていくもので、順位や集客数の保証はできません。その前提をご説明したうえで、サイトは買い切りで制作します(公開してからの保守はお勧めしています)。仕上がりは契約前に業種別サンプルでご確認いただけます。

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