ホームページの打ち合わせで出てくる言葉の意味(契約の前に知っておく28語)

IZANA WEB制作 はじめの一歩

ホームページの打ち合わせでは、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。その場で「分かりました」と答えてしまい、あとで何を頼んだのか分からなくなる——これは説明する側の問題であって、聞く側が知らないのは当たり前です。

とはいえ、言葉の意味が分かっていたほうが、確実に得をします。契約の前に効いてくる言葉だけを選んで、平易な言い方と「なぜ自分に関係あるか」を並べました。分からない言葉が出たら、この記事を見ながら聞き返してください。

契約の前に、意味を知っておくと得をする言葉

言われる言葉ふつうの言い方なぜ自分に関係あるか
ドメインホームページの住所(例:〇〇.com)。前に付く「www.」は、付いていても付いていなくても同じ住所として扱われるように、どちらか1つを選び、もう一方はそこへ転送しておきます(Googleの説明)名義が誰かで、あとで移せるかが決まります。年に1回の更新料がかかります
サーバーホームページのデータを置いておく場所月額または年額がかかります。止めるとサイトが表示されなくなります。誰の名前で借りているか、付き合いをやめたときにデータを受け取れるかを確かめてください
SSL・常時暗号化アドレスが「https」で始まる状態にすること入っていないと、ブラウザに警告が出ることがあります。更新の手続きと費用を誰が持つかも確かめてください
CMS・WordPress自分で文章や写真を足せる仕組み入れると自分で更新できます。入れないと更新は依頼になります。自分で更新するつもりが無いなら、要らないこともあります。入れるなら、使い方の説明が入っているかを聞いてください
レスポンシブスマートフォンでも崩れずに見られることいまはほぼ標準。「別料金」と言われたら内訳を聞いてください
納品物・ソースデータサイトを作っているファイル一式受け取れるかどうかで、他社へ移せるかが変わります
保守・運用公開後の点検と手直し何が含まれるかを書面で。内訳の分け方は別の記事に
リース契約制作費を数年に分けて払う契約途中でやめても支払いが残ることがあります。紙で確かめてください。契約書のどこを見るかは別の記事に

この8つが分かっていれば、契約の場で困ることはほとんどありません。分からないまま署名しない、それだけで十分です。

見積書と契約書に出てくる言葉(もう10語)

打ち合わせのあとに届く見積書と契約書には、上の8つとは別の言葉が並びます。金額と、やめるときの扱いに効く10の言葉です。見積書に「一式」の1行しか無いときは、下の表の費用の言葉(ディレクション費から素材まで)のどれが入っているかを聞いてください。項目で返ってくれば、1つずつ比べられます。

書いてある言葉ふつうの言い方見つけたら確かめること
ディレクション費(進行管理費)打ち合わせ・段取り・全体のまとめ役の費用打ち合わせは何回まで入っているか。窓口になる人は誰か
デザイン費見た目を作る費用何ページ分か。修正は何回まで入っているか
原稿作成・ライティングページに載せる文章を、作る側で書く作業自分で書くのか、書いてもらうのか。事実の確認は誰がするか
コーディングデザインを、ブラウザで見られる形(HTML・CSS)に組む作業ページ数で数えているか。スマホ用の組み立ても入っているか
フォーム(問い合わせフォーム)ページの上で名前や内容を書いて送ってもらう仕組み送られた内容がどこ(誰のメール)に届くか。迷惑な送信への対策は入っているか
素材(写真・イラスト)ページに使う写真や絵撮影や購入が入っているか。チラシなどほかの用途にも使えるか
著作権デザイン・文章・写真を、使ったり作り変えたりできる権利作ったものの権利がどちらに残るかを、契約書の文言で確かめる
検収納品されたものを確かめて「受け取りました」と認めること何日以内に確かめるのか。連絡しないと自動で検収になるのか。検収のあとの修正の扱い
修正回数公開の前に、何回まで直してもらえるか何を「1回」と数えるのか
着手金・残金作り始める前に払うお金と、できあがってから払うお金それぞれいくらで、いつ払うのか。途中でやめたら着手金はどうなるか

著作権については、法律(著作権法)にこう書かれています。第61条第2項は、譲渡の契約で第27条・第28条の権利(翻案など、作り変えに関わる権利)が特に書かれていないと、譲った側に残ると推定しています。第59条は「著作者人格権は、著作者の一身に専属し、譲渡することができない。」としています(e-Gov法令検索で2026年9月に確認)。「著作権を譲渡する」と1行あるだけでは、作り変えに関わる権利まで移るとは限らない、というのが条文の書き方です。自社の契約の判断は、弁護士などの専門家に確かめてください。契約書のどこを見るかは契約の前に確認する5つにまとめています。

公開したあとに出てくる言葉

言われる言葉ふつうの言い方どうすればいいか
SEO検索で見つけてもらいやすくすること順位は約束できません。作業の中身を聞いてください
MEO・GoogleビジネスプロフィールGoogleマップに店や会社の情報を出すこと自分で無料で登録できます。SEOとの違いは別の記事に
インデックスGoogleが自分のページを覚えて、検索結果に出せる状態出てこないときの確かめ方は別の記事に
アクセス解析・GA4何人来たかを見る無料の画面何人なら普通かは別の記事に
Search Console(サーチコンソール)Googleが無料で出している道具。どんな言葉で何回表示されたかが分かる自社のGoogleアカウントが「所有者」かを確かめる(設定 →「ユーザーと権限」で見られます)
構造化データ会社名・住所・よくある質問などを、検索エンジンに読み取りやすい形で渡す書き方入っているかを聞く。Googleの「リッチリザルト テスト」にページのアドレスを入れると確かめられます
コンバージョン(CV)問い合わせや予約まで進んでもらうこと数を数えられる形にしておくと、あとで判断できます
リダイレクト古いアドレスから新しいアドレスへ自動で送ること作り直しでアドレスが変わるとき、これが無いと行き止まりになります(順位が落ちたときの切り分けは作り直したら順位が落ちたに)
更新代行文章や写真の差し替えを、頼んでやってもらうこと1回いくらか、月に何回までか。頼んでから何日で直るか(頼む前に決めることは更新できない・止まったときに)
育てる・運用公開したあと、探されている言葉に答えるページを足していく作業🔴 作っただけでは人は来ません。制作とは別の仕事で、別に費用がかかります。何をするのかは公開したあと、育てるに

その場で使える聞き返し方

知らない言葉が出たときに、そのまま言える形にしておきます。聞き返すのは、失礼でも恥ずかしいことでもありません。

  • 「それは、私が何かをする必要があるものですか」——自分の作業が増えるかどうかが分かります
  • 「それをやると、いくらかかりますか。今回の見積もりに入っていますか」
  • 「それをやらなかった場合、何が困りますか」——要るものと、あれば良いものが分かれます
  • 「あとから私が別の会社に頼むとき、それは持って行けますか」——ドメイン・データ・アカウントの話に効きます

この4つで、たいていの言葉は判断できる形になります。答えが返ってこない、あるいは別の言葉で言い換えられるだけの場合は、その場で決めずに持ち帰ってください。

自分で用意するもの、しなくていいもの

頼む前に気になるのが「自分は何をすればいいのか」です。分けておきます。

用意していただくもの

  • 仕事の話(口頭で構いません。資料は要りません)
  • 写真(スマートフォンで撮ったもので十分です)
  • 会社の情報(正式な社名・所在地・電話番号・営業時間・許可や資格)
  • できたものを見て、直したいところを伝えること

用意しなくていいもの

  • パソコン
  • 文章(伺った話をもとにこちらで書きます)
  • サーバーやドメインの契約(当方で代行します)
  • デザインの指示(好みがあれば伺いますが、無くても進みます)
  • 専門用語の知識

スマートフォンだけで相談から公開まで進める手順は、スマホだけでホームページを頼む手順にまとめました。

打ち合わせの前に、手元に置いておくもの

探しながら話すと時間がかかるので、先に集めておくと早く進みます。無いものは無いで構いません。

  • 正式な社名(登記どおりの表記。「株式会社」が前か後ろかも)
  • 所在地・電話番号・営業時間・定休日
  • 許可や資格の番号(建設業許可、各種の免許など。載せると信用の材料になります)
  • 今ある名刺・チラシ・封筒(写真に撮って送るだけで、使える文が拾えます)
  • 今のホームページのアドレス(ある場合。作った会社の連絡先も分かれば)

言われたことを、その場でメモする形

打ち合わせの内容は、あとで食い違いの元になります。スマートフォンのメモに、この4つだけ書いてください。

書くこと例
日付9月17日 14時
言われたことドメインは当社名義で取得すると言われた
自分がやること来週までに店の外観と作業中の写真を送る
金額の話5ページで50万円。サーバー代は別で実費

この4行があれば、あとから「言った・言わない」になりません。メールやLINEでやりとりしていれば、それ自体が記録になります。電話だけで進める場合は、終わったあとに「今日伺った内容です」と送っておくと確実です。

覚えておく言葉と、任せていい言葉

ここに並べた言葉を全部覚える必要はありません。自分で押さえておくのは、あとで困る言葉だけです。

  • 自分で押さえておく:ドメイン・サーバー・名義(Search Console の所有者も)・契約期間・保守の中身——お金と、やめるときに関わる言葉
  • 任せていい:SSL・レスポンシブ・インデックス・リダイレクト——作る側がやるべき技術の話。「それは入っていますか」とだけ聞けば足ります

🔴 任せていい言葉でも、「入っていますか」だけは必ず聞いてください。入っていないと言われたら、それは別料金か、やらないという意味です。

分からないことは、何度聞いていただいても構いません

当社は電話・LINE・メールで進めます。パソコンは要りません。同じことを何度聞いていただいても構いません。用語を使わずに説明できないのは、こちらの説明が足りていないということです。

費用は、1枚のページ(LP)30万円〜/最大5ページ構成 50万円〜/最大10ページ構成 80万円〜(いずれも税抜)。サイトは買い切りで、所有権はお客様、解約時はサイト一式をお渡しします。公開してからの保守はお勧めしていますが、強要はしません。詳しくは料金ページをご覧ください。

まだ頼むと決めていない段階でも構いません。無料診断にサイトのアドレスを送っていただければ、問い合わせへの動線・伝わり方・プロ感・検索とGoogleマップでの見つかり方の4項目を読み、まず直すところ3つをPDFでお返しします。毎月5社まで、費用はかかりません。電話 080-6058-4020(受付9:00〜19:00・年中無休)、LINEでも受け付けています。

IZANA WEB制作より

納品するのは、ホームページだけではありません

検索で見つかる入口と、問い合わせまで迷わせない導線を制作の最初から組み込みます。検索からの流入は公開後に育てていくもので、順位や集客数の保証はできません。その前提をご説明したうえで、サイトは買い切りで制作します(公開してからの保守はお勧めしています)。仕上がりは契約前に業種別サンプルでご確認いただけます。

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